これまでの取組み
希望が持てる町へⅡ~産業のある町、快適な暮らしのある町~
みどりの資源リサイクルステーション
家庭から出る剪定枝や伐採木などを無料で受け入れる施設でチップや薪として利用する方に譲渡しています。同施設では、決められた日時に出せない方の便宜のため、いつでも持ち込み可能な資源物(カン、ビン、ペットボトル、古紙)の回収を行っています。
合葬式墓地の建設
お墓を持たない世帯の増加、墓じまいをするケースが増加する中で、松島大原公園墓地内に共同埋葬する合葬式墓地の建設を進めています。令和4年度中に完成、募集を行います。
JR飯田線3駅の環境整備
JR飯田線利用者の利便性を高めるため、木下駅に専用駐車場、トイレを新設しました。
また、沢駅近くのJR管理地を借用して駐車場を整備しました。令和4年度、伊那松島駅構内にあるトイレを撤去し駅の入口付近に公衆用トイレを建設します。
農業応援団計画
農家数、農業従事者の減少が続く中にあって、町の田園風景を形づくる農地が農地として使われ続けるために、生産者や農家への支援とともにすべての町民、消費者が農業を支える仕組みを設定、推進してきました。
農業振興施策を展開するとともに、地産地消、学校給食での活用、農ある暮らしを楽しむなど農の実践を行ってきました。
みのわテラス
来場者が減り経営面でも課題のあった旧「にこりこ一帯」の施設について、住民会議の検討を経て、運営主体や施設改修の検討がなされ、みのわテラスとして令和3年4月にオープンしました。今後、農業や観光の拠点として育てていきます。
令和3年度は、みのわテラス全体で売り上げ約2.3億円、来場者11万人と当初目標を上回ったが、認知度向上のための集客イベントの実施、農産物直売所の出荷生産者増に向けた取り組みを強化していきます。
耕作放棄地の減少
農業従事者の高齢化等に伴い、町内の農地の有効活用が課題であるが、農業委員会の農地パトロールなどを通じて耕作放棄地は13.76haにとどまっている。
引き続き担い手や新規就農者への集約等を進めていく必要がある。
としまの森
ながた自然公園内の未整備の森林を交流先の東京都豊島区と「森林の里親協定」を結び、区の森林環境譲与税を活用して5年計画で「としまの森」として整備を始めました。うっそうとした未整備な森林は、間伐等が行われ遊歩道としても整備されています。
豊島区では、カーボンオフセットに取り組むとともに区民の自然学習の拠点、箕輪町民との交流の拠点としていく予定です。「としまの森」で豊島区との環境分野の交流を促進していきます。
箕輪町工業ビジョン
箕輪町の製造業は、生産額ベースで町全体の6割、従事者数も半数を占める町の経済を牽引し、町を支える主要産業です。リーマンショック後の落ち込みや、最近における人口減少、担い手不足、新技術の台頭など工業を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあります。
ビジョンでは、高付加価値化による競争力の向上、町内企業の連携による共同体制の構築、人材の育成、事業承継などを政策課題としました。現在、補助事業の取り組み、企業支援員による技術指導などにより取り組みを進めています。
また、新しい働き方を求めて、東みのわサテライスオフィス「夢まちLabo」がオープンしました。旧東部診療所を改修、コワーキングスペース、シェアオフィスを備え、地方へのオフィスの開設、リモートワークの推進、地域のコミュニティ施設として利用されています。
箕輪町観光戦略プラン
箕輪ダムもみじ湖や赤そばの里などの地域資源が観光資源として評価されるようになり、観光を経済の活性化、交流人口の増加につなげていくため「観光戦略プラン」を作成しました。特に、戦略的な取り組みとして、観光ニーズに応じた魅力的な観光商品の開発を優先課題として商品開発に意欲ある事業者を支援するほか情報発信、受け入れ環境の整備などを行っています。
箕輪ダムもみじ湖
箕輪ダムもみじ湖は、数年来実施してきたライトアップやウオーキングイベントなどで認知度が上がってきていましたが、旅行予約サイトの「おすすめ紅葉スポットランキング」で2年連続全国1位に選ばれテレビなど多くのメディアに取り上げられたこともあり、令和3年度は10万6千人の観光客で賑わいました。これまで受け入れ態勢を整えてきたが、まだ十分とは言えず、今後、渋滞対策、利便性の向上、消費喚起策などに取り組んでいきます。
天竜公園の整備
天竜公園は、町の中心部を流れる天竜川沿いにある親水公園です。桜の時期には、ライトアップされお花見を楽しんでいただいています。
親子連れなどの賑わいはあるものの、施設の老朽化等が指摘されたことから、樹木の修景作業、遊具の設置、トイレの改築、木製ベンチの更新などを行い利用者の利便性や満足度の向上に努めています。規模の課題はありますが、ゆったり楽しむことのできる公園づくりを目指していきます。
道路整備、特に通学路の整備
日常生活とのかかわりに深い身の回りの道路等の利便性や安全性の向上への要望については、限られた財源を有効に活用し整備を進めています。特に、通学路については、歩道の設置、横断防止柵の設置、グリーンベルトの設置などについて優先順位をつけながら実施しています。グリーンベルトは、今年度予定分まで含め、町道で約3.1キロ、県道で4.5キロ、計7.6キロが施工されました。
国、県事業については重点要望をしていますが、国道153号松島バイパスの沢大出間の4車線化が完成、供用が始まりましたが、今後更なる事業化の進展を要望してまいります。
松本山雅FCホームタウン
箕輪町はJリーグ松本山雅FCの南信初のホームタウンに承認されました。
子どもたちのサッカー指導やイベント参加などを通じ、松本山雅の持つエネルギーを地域づくりに役立てています。スポーツを「する」、「見る」だけでなく「支える」ものとしてプロスポーツを盛り上げていきます。