今後の取り組み

これからの箕輪町を考える

私たち一人ひとりの将来にかかわる箕輪町のことを一緒に考えてみませんか。

あいさつ

 令和4年 11⽉、3期⽬の箕輪町⻑に就任以来、2年が経過しました。新型コロナ対策に終始した4年間が終わり、平時に戻りつつありますが、⼈⼝の減少や全国的には災害の頻発化など課題は⼭積しています。与えられた任期の折り返しに当たり、箕輪町が現在取り組んでいる事業や財政状況などを報告します。

 改めて、町⻑選挙の際に「基本政策集」などでお約束した事項を振り返り、引き続き成果を出すことを念頭に精⼀杯頑張ってまいります。町⺠の皆様には、予算や決算の状況や町が直⾯している課題を確認してもらい、私たちが今、何ができるかを考えてみていただければと思います。来年1⽉には、箕輪町は町発⾜70周年の節⽬を迎えます。記念テーマを「つなぐ えがく みのわの未来」としました。節⽬の年を町⺠の皆様と共に盛り上げ未来の箕輪町を考える年にしたいものです。

白鳥まさのり後援会 箕輪町長 白鳥政徳

 

最近の箕輪町の主な事業を紹介します

1 「みのわBASE」オープン

誰もが気軽に利⽤できる居場所や多世代に過ごしやすい空間であるとともに、災害時の防災拠点としての防災機能を備えた防災交流施設「みのわBASE」が6年4⽉にオープンしました。
町⺠の皆さんの施設利⽤、多世代の交流の促進を図り、賑わいの場の創出を⽬指します。オープンから6ケ⽉を経過、中⾼⽣を中⼼に2万5600⼈の利⽤がありました。

2 まちなかタクシー

⾼齢化の進⾏により、買い物や通院など⾼齢者の⽇常⽣活の移動⼿段の確保が課題であることから、定時路線のみのちゃんバスに加え、5年10⽉にドアツードア⽅式の町内定額タクシー「まちなかタクシー」がスタートしました。65歳以上の⽅など登録することで500円、または250円で町内を利⽤することが出来ます。スタートから1年を経過し、1097⼈が登録、1⽇当たり40回以上利⽤されています。

3 「こども・⼦育て応援条例」の制定

すべてのこどもの健やかな成⻑のために、こどもや妊婦を含めた⼦育て家庭に対して、⾏政・地域住⺠・関係団体が連携しながら⼦育てを応援するため「こども・⼦育て応援条例」を制定しました。現在、この条例の実現のため、こども・若者を総合的に⽀援するための「こども計画(仮称)」を策定しています。

4 ゼロカーボン事業

町は、地球温暖化対策を推進するため2050年までにゼロカーボン達成に挑戦する「ゼロカーボンシティ宣⾔」を⾏いました。現在、国の⽀援を受け、公共施設への太陽光発電設備の設置、照明の LED 化、公⽤⾞の EV 化などを進めています。家庭や事業所でのゼロカーボンを進めるほか、電⼒の地産地消、⾃給率の向上、地域内経済循環に向けた体制づくりを⾏っています。

5 箕輪ダムもみじ湖

全国的に知名度が上がった箕輪ダム(もみじ湖)は、旅⾏予約サイトの「おすすめ紅葉スポットランキング」で今年度も5年連続で全国第1位に選ばれました。渋滞対策のため、駐⾞場の予約制、マイカー規制、シャトルバスの運⾏などの取り組みを⾏っています。町⺠の皆さんが植樹した1万本のもみじの歴史を⼤切にしながら、受け⼊れ態勢を整えつつ地域全体で経済効果を⾼める取り組みを⾏っていきます。

6 郷⼟博物館がリニューアルオープン

昭和49年建設の郷⼟博物館が⽼朽化、耐震不⾜のため改修事業を⾏っていましたが、9⽉末オープンしました。改修により模様替えを⾏い、図書研修室も新設、バリアフリー機能を備えた安全な施設に⽣まれ変わりました。外観は⿊のシックな建物にイメージチェンジされ、箕輪町の歴史、⺠俗、⾃然などの各種資料を展⽰してまいります。⼊館料も無料化し、多くの皆さんのご利⽤を期待しています。

7 箕輪町森林ビジョンの策定

町の⾯積の 63.8%を占める森。向こう50年先を⾒据え、町⺠が望む森の姿や森との関わり⽅を⽰した「箕輪町森林ビジョン」を策定しました。今後、町全体の森の性質を把握し森林所有者に対して意向調査を⾏い、整備や管理を⼀体的に⾏っていきます。災害に強い森づくり、様々な楽しみ⽅のできる森づくり、植えて育て⽊材資源となる森づくりを⾏っていきます。

 

箕 輪 町 の 財 政 に つ い て の 報 告

私たちが健康で豊かな⽣活を送るために町が税⾦などの収⼊を得て、住⺠サービスを⾏う活動が「財政」です。⾏政運営の基本ですが、箕輪町の財政状況を令和 5 年度の決算状況で確認してください。

※町債は、過去の借⾦の返済と利息のこと。

※公債費は、新たな借⾦のこと。

※経営収⽀⽐率 ・・・ 経常⼀般財源総額(町税、交付税等)に占める経常経費充当⼀般財源(義務的経費や公営企業への経常的な繰出⾦等)の割合。
実質公債費⽐率・・・ ⼀般会計等が負担する元利償還⾦等の標準財政規模に対する⽐率。(3か年平均)
 将来負担⽐率 ・・・ ⼀般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する⽐率。

 

まちづくり地区懇談会を開催しました。

※すべての質疑、回答内容は町のホームページで確認してください。

主な質疑・提案等

  1. ゴミステーションで無秩序に捨てられているゴミがある。
    町からルールを伝え守るようにしてほしい。

  2. みどりのステーションのゴミがあふれかえっている。回収頻度を⾼めてほしい。

  3. まちなかタクシーは⾮常に便利で有難いが、眼科など町内にない町外の病院へ⾏ける⼿段、⽅法を検討してほしい。

  4. クマが出没すると学習放獣されるが、タグのついた個体が戻ってくると聞いている。
    GPS 発信機タグなどをつけて感知するシステムは作れないか。

  5. ふるさと納税で寄付された⼀部を活⽤し、⼈⼝減で元気を失いつつある区などが元気、やる気を出すための仕組みができないか。活性化交付⾦より使途の制限のない財源を交付したらどうか。

  6. 近所の空き家が⼿が付けられず動物の住処になっている。良い⽅法はないか。

  7. ⼥性の活躍に関して、⼥性に前に出てきてほしいし、⼥性の意⾒を聞きたいが、そうした⼟壌が出来ていない。町の案があれば教えて。

  8. 耐震診断、耐震補強の助成を厚くしてほしい。
    リフォームする場合に耐震補強を義務付けてほしい。

  9. 勤め先がないといけない。企業誘致は進んでいるのか。

  10. 親から譲り受けた農地は⼤切。今の農業を⽀えているのは⾼齢者。
    町では農業の担い⼿確保に取組んでもらいたい。

町長3期目 基本政策集の進捗状況(令和6年11月)

3期⽬にあたり、基本政策の⼤枠と54の個別政策を掲げています。
町⻑任期の折り返し点をむかえ、改めて町⺠の皆様への約束を振り返り進捗状況を取りまとめています。

 

基本政策の⼤枠とは

(令和4年11月発表)

1 当⾯の危機である災害、新型コロナ、物価⾼勝などを克服する町

ワクチン接種、⽣活者⽀援、事業者⽀援、コロナ後の社会を描く

2 ⼈⼝減少に⻭⽌めをかけて、⼦どもが希望を持てる未来、健康⻑寿を楽しむ町

⼈⼝ 2 万 4 千⼈程度の維持
「パパになるなら箕輪町 ママになるのも箕輪町」の推進
住み慣れた地域で、いきいき健康⻑寿

3 持続可能な⾃治体を⽬指し環境⾯の危機にも率先して取り組む町

DX、ゼロカーボン、スマート社会、SDGs

4 「教育の町」、「産業の町」を充実、強化し、未来につながる町

教育・学びの充実
地域経済の更なる強化

5 町⺠が参画し、町⺠の信頼と理解を得た⾏政を進める町

町⺠体育館などの⼤型ハード事業を計画的に実施

■個別政策の進捗評価■

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