これまでの取り組み

これまでの取組み

希望が持てる町へⅠ~子育て、教育から生き生きシニア、そして介護~

イクボス・温かボス宣言

 管理職等が社員や部下の子育てや介護などの家庭生活と仕事の両立を目指して、「イクボス・温かボス」宣言を行い、職場におけるワークライフバランスや多様な働き方の推進に取り組んでいます。箕輪町の特長は、行政職員と町内の企業の皆さんと一緒に共同宣言していることです。

 父親の子育て支援を進めるファザーリングジャパンのイクボス充実度アンケートでは、参加している118自治体のうち11位にランクイン。県内第1位です。

 また、男女共同参画を推進するため女性活躍井戸端会議によるアクションプランの実施、女性の就業相談を行い就業に結びつけている。

健康づくり推進条例の制定

 少子高齢化が進む中、人生100年時代を迎えています。

 生涯にわたって地域で健やかに暮らすためには、若い頃からの健康づくりが必要です。
町は、独自条例を制定、健康づくりを「人」と「地域」の両面で捉え推進に取り組むことで健康寿命の延伸とこころとからだの健康だけでなく、安全で安心して生き生きと暮らすことのできる町を目指します。高血圧予防、減塩啓発、運動習慣の定着、働き盛りに健康づくりなどを重点に事業を展開しています。

受動喫煙防止条例の制定

 望まない受動喫煙を未然に防止し、町民の皆さんの健康と快適な生活を守るため町独自条例を制定しました。町内の公共施設の喫煙禁止場所を明示しました。

 また、子どもや妊産婦、病気の方など配慮に必要な人がいる場所や近くにいる場合に喫煙してはならないとしています。

検診受診率の向上

 疾病の予防、早期発見には、健康診断、がん検診の受診が必要です。

 特に、自覚症状のない病気、生活習慣病の予防のため受診勧奨をするとともに、検診後保健指導を行っています。国保特定健康診断の受診率は、平成29年度の46.1%から令和3年度は55.8%に増加しました。

 がん検診では、20歳のピロリ菌検査、43歳、46歳でのABC検診を導入、令和4年度から50歳代に胃がん検診に内視鏡検査を導入しました。

いきいき百歳体操

 いきいき百歳体操は、住民主体で運営する体操を中心とした通いの場です。

 介護予防、フレイル対策、地域住民の交流の場として、町内に多くの活動団体が生まれるよう支援しています。現在、22団体に434人が登録。各団体とも週1回程度開催している。

 いきいき体操は、介護を受けずに健康で身の回りのことが行い続けられるよう高知市で開発されたもの。住民主体で運営され、介護予防効果のある体操として40都道府県220市町村で行われている。準備体操、筋力運動、整理体操で構成され、ゆっくりとした動きで椅子に座っての動きが中心で、体力に自信のない人でも行うことができます。

認知症対策の推進

 増加する認知症高齢者へ対応するため、すまいるサポート事業(認知症サポーター養成講座等)、オレンジカフェを行うほか、認知症高齢者等見守りシールの交付、個人賠償責任保険事業の周知を行っています。

 また、認知症に人や認知症の疑いのある人、その家族のもとを訪問し困りごとや心配ごとを伺い相談、アドバイスを行う認知症初期集中支援チームを設置している。

子ども医療費完全無料化

 安心して医療を受けることができるよう18歳、高校3年生までの通院および入院にかかる医療費の自己負担分(500円)についても支払いを不要とする「完全無料化」を実施しています(令和4年8月から)。この制度は、市町村間のばらつきが大きく、国、県の支援策の拡大が待たれます。

保育園業務支援システム 子育て支援アプリ

 保育園の業務を支援するためいち早くICTシステムを全保育園に導入しました。

 このシステムにより登園管理、日誌、週案の作成等が可能となり、紙ベース、手作業であったものがタブレット端末で処理できることになりました。また、地域と連携した子育てアプリも導入しました。

保育園整備の推進

 保育ニーズの多様化、施設の老朽化に対応するため、平成23年に保育施設整備計画を策定し経過に基づき平成26年に東みのわ保育園、平成30年に沢保育園を開園、令和4年4月には、木下区の皆さんのご協力をいただき、木下北保育園、木下南保育園を統合した木下保育園を開園しました。

 木下保育園は、地中熱利用、太陽光発電を設置したほか、県内の保育園で初めての導入となる放射冷暖房設備を設置しました。

みのわナイトウォーク

 町の夜空に映える田園風景や魅力的な景観を眺めながらウォーキングを楽しむ、ナイトウォークを行っています。

 道路は幻想的な光を放つペットボタルでライトアップされ安全に歩くことができます。エイドステーションでは、地域の皆さんのおもてなしもあります。コロナ禍にあっても、気軽に楽しむことができる参加型の行事が望まれています。

ふるさと学習「箕輪学」

 小学校では、地域の方々との交流を通じて郷土の自然、歴史、文化、産業などを学ぶふるさと学習に力を入れています。また、中学校では、箕輪のひと・もの・ことについて体験調査し様々な地域課題への取り組み、郷土への学びを深めています。

 ふるさと学習を通して、今まで以上に箕輪町のことを好きになってほしいと、願っています。

一人一台パソコンと教育DX推進センター

 箕輪町は、先駆的にICT機器を導入してきましたが、国のGIGAスクール構想を受け、一人一台の学習用パソコン、高速ネットワーク環境の整備、大型提示装置を小中学校全教室へ配置しました。授業展開では、個別学習や児童生徒主体の協働学習が行われています。令和3年度、日本工学技術院から町内全小中学校が「情報化優良校」に認定されました。

 令和4年4月、ICT機器の活用促進のため、教委事務局内に教育DX推進センターを設置、ICT支援員を3人配置し各校の授業活動などの支援を行っています。

 また、東京学芸大学と連携し、授業指導を通年行っています。

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